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日別アーカイブ: 2025年11月4日

第23回鉄筋組立工事雑学講座

皆さんこんにちは!
株式会社桝本鉄筋、更新担当の中西です。

 

「鉄筋工事」の世界️

 

建物を見上げたとき、目に映るのはコンクリートの壁やガラスの外装。
でも、その内側には“鉄の骨”が隠れています。
それが「鉄筋」です。

鉄筋工事は、建築・土木のすべての構造物を支える骨組みの要(かなめ)
今日はそんな鉄筋の世界を、少し覗いてみましょう。


⚙️1. 鉄筋工事とは?

鉄筋工事とは、コンクリート構造物の内部に鉄筋を配置し、強度と耐震性を高める仕事です。
いわば「建物の筋肉」をつくる作業。

鉄筋はコンクリートの中で圧縮と引張りの力を分担します。
コンクリートは“押される力”に強く、“引っ張られる力”に弱い。
そこを鉄筋が補うことで、建物全体のバランスが取れるのです。


2. 鉄筋の種類と役割

鉄筋にはいくつかの種類があり、それぞれ役割が異なります。

種類 呼称 特徴
異形鉄筋 SD295, SD345など 表面に節があり、コンクリートとの付着力が高い
丸鋼 SR235など 表面が平滑。加工しやすく、補強や仮筋に使用
溶接金網 メッシュ筋 スラブ・舗装などの補強に使用

現場では、これらを図面通りに組み立て、立体的に配置します。
一本一本が設計図に従い、正確に配置されることで、安全な構造が生まれます。


3. 鉄筋工の技術は“ミリ単位”

鉄筋工事の精度は1センチではなく、1ミリ単位の世界です。
鉄筋の位置がズレれば、コンクリートのかぶり厚さ(保護層)が変わり、
耐火・耐久性が損なわれる恐れがあります。

職人たちは図面を頭に入れ、メジャーとチョークラインを片手に、
まるで彫刻家のように「形」をつくっていきます。


4. 加工場と現場の連携

鉄筋は現場でいきなり組むのではなく、加工場で寸法カット・曲げ加工が行われます。
鉄筋ベンダー(曲げ機)やシャーリングマシンで、
図面に沿って“鉄筋のパズルピース”が事前に用意されます。

現場では、それを“結束線”で組み立て、立体骨組みをつくっていきます。
この流れがスムーズに進むかどうかは、職人同士の連携にかかっています。


5. 鉄筋工事の魅力

鉄筋工事の魅力は、何といっても**「形に残る仕事」**であること。
完成した建物の中に、自分の組んだ鉄筋が眠っている。
見えないけれど、確かに存在している。
この誇りが、職人たちを支える原動力です。


6. まとめ

鉄筋工事は、建設業の中でも“基礎の中の基礎”。
その精度と丁寧さが、建物の寿命を決めます。
もし街で建設中の建物を見かけたら、
「この中で誰かがミリ単位で鉄を組んでいる」と想像してみてください。
きっと世界の見え方が少し変わりますよ。


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